「木材に塗ると不燃や難燃になる塗料は存在するのか?」
という質問を頂く事があります。
事実上はあります。
但し、法律や条例上は別です。
木材は基本的には可燃性の材料になりますので、
木材部分に不燃塗料を塗布しても不燃木材にはなりません。
ではこんな質問に回答してみましょう。
質問
「内装を木材で仕上げました。ところが消防署より指摘を受け、営業許可がおりません。塗布するだけで不燃認定が取得できるとりょうはありませんか?」
残念ながら塗布するだけで不燃材料に認定されると言う塗料は、存在しません。
ただし、ソウファの塗布によって解決できる場合があります。
ある学習塾では、木材をふんだんに利用しているがゆえに、
消防の許可が下りないという問題に直面していました。
そこで、ソウファB 23(旧製品名: ソウファリキッド23%)を使用して難燃化することにより、富士消防署の許可を得る事が出来、営業スタートが切れたと言う事例があります。
「回答終了」
このソウファの他製品に比べて有利な事は、
水溶性の薬剤の為に木材の風合いを損なう事がありません。
ゆえに、内装の雰囲気が変わらないのがうれしいですね。
ソウファはホウ酸系の不燃塗料なのですが、
一般的なホウ酸系薬液は木材に浸透させるのにかなり苦労します。
理由は分子が荒いから。
木材にしみ込まないんですね。
それを無理やり圧力をかけてしみ込ませるので、
木材が硬くなってしまったり、場合によっては表面が硬くなってしまう事もあります。
表面が白くなってガラスのようになる薬剤もあります。
そうなってしまうとほぼ木材としての役目を果たしてくれません。
問い合わせて実物を確認してみましょう!