おそらくこのサイト以外はこんなことしてませんよね。
不燃塗料って、探している人って意外と多いのですが、極端に情報の少ない商材です。
そこで、実際に使用した感想も含めてランキングしてゆきたいと思います。
ちょっと検証しながら、しかも考察しながら進めてゆくのでなかなか記事数は増えてゆかないと思いますが温かく見守ってください。
では1位からの発表です！！！
1位ソウファ(soufa)
東京都の会社が販売していソウファと言うホウ酸系水溶液です。
どうですか？知らなかったでしょう？
普通に検索をかけても出てきません。
ただ、効果は本物で動画等でも確認する事が出来ます。
このソウファのいいところは、効果はしっかりしているのに、
木材の風合いを損なわないと言う事です。
通常ホウ酸系の薬剤の場合、おもくなってしまったり、
薬剤が表面で固まってしまったりして、扱いが困難でした。
ただこのソウファは木材に塗布しても殆ど材料の質感が変化しません。
これはかなり驚きました。
神社仏閣等の施工でも使用実績があるようです。
実際に消防署の検査をクリアーした実績もあり、質問すればレクチャーしてくれます。
※2015年1月20日追記（内装制限関係なし？緩和措置）
避難安全検証法が平成12年に施工されています。
http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/fireproof/4-2n.html
これによると天井を準不燃材で施工すれば壁に木材を利用しても問題ないという緩和措置が取られます。ただし、行政機関でも知られていないことも多く内装制限はクリア出来たとしても消防検査でNGを出されることも多いようです。
そのような場合は、ここで紹介しているような不燃塗料を塗布することを前提に消防署と事前協議をすることで解決できる場合があります。
公式ページは
ソウファ公式サイト
http://soufa.jp/
こちらからアクセスしてみてください。
直接資料請求の問い合わせをすると連絡がありますので、必要事項を伝えて見てください。
※2016年10月追記
ヤフーショップで通販購入できるようです。
SOUFAソウファストア
2016年10月追記
ティッシュが燃えない。
2位モーエンアクア
これは有名ですね。
大橋塗料株式会社の商品モーエンアクアです。
会社所在地は静岡県静岡市。
不燃塗料と呼ばれているものには無機顔料を配合して不透明な塗料が殆どです。
それに反してこのモーエンアクアは業界で初めてクリアーな塗膜で先の不燃材料認定の取得に成功しました。
クリアータイプであることによって木目を生かした塗装が可能になり、
木材本来の木目を生かした施工が可能です。
モーエンアクアは塗料としては当然不燃性能を備えています。
但しモーエンアクアを塗布したからと言って、その個所が不燃材料として評価されるわけではありませんのでご注意ください。
公式ページは
http://ohhashi.net/shop/wp/wp-cp6.htm
こちらから詳細情報が確認できます。
３位ビービーウッドジャパン
こちらも昔からありますね。
実績がありますね。
この会社は不燃塗料の販売ではなく、
不燃木材の施工から販売までを一貫し行っています。
ですから、施工部位が確定しているのであれば一度相談してみるといいかもしれませんね。
公式サイト
http://bbwoodjapan.com/fpwood2.html
こちらから問い合わせてみてください。
以上が実際の使用感を加味した不燃塗料のランキングです。
そんなに数が多いわけではないので、全部問い合わせしてみるとおいと思います。
全体を通して言えることなのですが、大前提とし可燃物に不燃塗料を塗布しても【不燃認定品】にはなりません。内装制限がかかる場合は【不燃木材】等を購入してその材料を使用する必要があります。ここに記載してある不燃塗料は【性能】として不燃効果があるという材料ですので、ご利用用途とあっているかどうかは各自の判断にてお願い致します。
※ノットバーンという「塗るだけで準不燃材料」という塗料が有りますね。でもこれって・・・本当なのでしょうか？建築基準法を確認する限り下地材がなんでも良いなんてことはありえませんし、そもそも木材に塗布程度で準不燃認定を通過できるほど強力な難燃性能を発揮できる薬剤は存在しないと思います。何かトラップがあるような・・・
2016年10月追記
国土交通省に不燃塗料について問い合わせをしました。
やはり塗るだけで準不燃認定品になるという製品は考えにくいとの事。
※明言はしていませんでしたが・・・。
そういう塗料があるとネットで見かけたのですが・・・といったところ、多分間違いでしょうと言われました。
現場施工で準不燃認定品になる程の薬剤を木材に導入できるとは考えにくく、実際には無理でしょうね。との回答でした。
